Sat.数字

企業の評価について街頭インタビューをやっていた。『数字で評価するな』『数字ってなんなんですかね』などの意見が放映されていたけど私はそうは思わない。数字で評価しないんだったら何で評価するんですか?やさしさ度合ですか?そんなことを言っているから、癒着や不祥事がなくならないんですよ。癒着というのは『なあなあ』の気持ちからくるものです。
生きるうえで命の次に大事なものってなんですか。建前抜きにすれば、大部分の人がお金なんです。なぜならお金がなければ、家にも住めないし、ご飯も食べられない、服も買えないのです。そのお金は正に『数字』なんです。日本は平和すぎるくらい平和だから、ものごとを複雑にしすぎるんですよ。
現代に生きるためにはお金が必要→お金を他の人より多く稼ぐ人→お金を多くもらう→豊かな生活ができる。
これが現代の図式。お金じゃ買えないものがあるという幻想をいだかせることで『権力』がでてくるのです。堀江貴文氏が言った『お金で買えないものはない』というのは極論なんです。人の心もほとんど買えるんですよ。なぜなら現代のトラブルの実に95%は金銭がからんでいると統計でも出ているじゃないですか。日本人は特に綺麗ごとが好きなのでこれ以上は言いませんが、数字が嫌だというのは現代で生きるうえでかなりのデメリットなんです。

数字で評価というのは公平なんです。稼げない人にはお金はあげないよ。ではどうすればいいか。お金を稼げばいいんです。日本では金もうけというとネガティブにとらえる人もいますが、中国では尊敬されます。生きたければ、お金という数字を稼ぐしかないんです。そうじゃないという考えの人は明日からお金をまったく使わず生活して私に見せてください。そうすれば私の考えも変わります。