Low Profile

COURRiERでロマン・アブラモビッチ氏の記事がでていた。氏は考え方も経歴も昔から推測と憶測で成り立っている男。チェルシー買収時にわずか36歳。1966年サラトフ生まれ。母は敗血症で死亡。父は建設工事の現場で事故死。2歳半で孤児に。政治的にいろいろと言われても、この人がやっていることは凄い。これは香港をはじめ富豪に多いLow Profile(徹底的に目立たないように生きる)だけど、スケールが違う。
ロマン・アブラモビッチ氏は政商ボリス・ベレゾフスキーの弟子としてボリス・ベレゾフスキー氏がプーチン氏と衝突すると、石油大手シブネフチや航空会社アエロフロートの株を買い取り、自らオリガルとして頭角を現した。
そしてほぼ禁酒を貫いているらしい。

印象的な記事だったのがロマン・アブラモビッチ氏が言ったロシアの諺。


『決して牢屋に入らないとも、決して貧乏にならないとも、断言できない』

ロシアという国を映してると感じた一言だった。